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2021.09.14

Google広告で自動入札を効果的にコントロールする4つの方法

※この記事は2020年5月本国掲載の内容です。

マーケターが最もジレンマに陥りやすいのは、入札方法を自動か手動、どちらを選択するか、検討する時ではないでしょうか。予算やターゲットなど、他の要素もありますが、運用する上で最も重要なのは、“効率的な入札戦略の選択”です。

今回は、広告運用者が実際に自動入札の調整のために行っている、4つの方法をご紹介します。

Optmyzr(オプティマイザー)
Optmyzr(オプティマイザー)

スマート自動入札はどれだけ信頼できる?

Googleのパートナー開発アナリスト、ピーター・オリヴィエラ氏は、過去に「Google広告のスマート自動入札は、集約された傾向と最近の傾向を使用するが、(中略)直近起こったことを優先する」と述べています。

 

スマート自動入札は一見、便利です。ですが、運用者が求めているレベルに達しているかどうかは疑問です。なぜなら、自動化されたシステムが、入札額の調整に十分時間が掛けられていない可能性があるためです。この入札は、新しいパターンに基づいて設定される可能性があるため、潜在的に問題を起こす恐れがあります。

 

では、スマート自動入札と手動入札、最良の結果を得るにはどちらを選べばいいでしょうか?

専門家は「入札戦略は、PPC広告の運用管理と目標達成に対してどれだけ時間を割くことができるかで決めるべきだ」と述べています。

ですが、より良い改善のために広告運用者がすべきことは、自動入札戦略をマスターすることでしょう。もし、自動入札戦略に頼って現状維持しているのであれば、さらなる強化方法として、専門知識と市場への理解を加えてみてください。

 

具体的な解決策として、適切な自動入札戦略を選び、効率的に目標値に達することができるよう、ターゲットCPAやターゲットROASなどを細かく設定していきます。

1.効果向上のために戦略の変更を恐れない

自動化は、運用者の設定で成立しています。そのため、キャンペーン開始後にそのまま放置するのは危険です。定期的にパフォーマンスを確認し、目標値を下回る場合は、すぐに次の戦略に切り替えましょう。

 

クリック数ではなくコンバージョン数を増やしたい場合は、自動入札の中の「コンバージョン数の最大化」を使います。この戦略を1カ月間実行する、もしくは予算を使い切った後にパフォーマンス測定をします。

 

Optmyzr(オプティマイザー)などのPPC広告最適化ツールを活用している場合は、ルールエンジンを使ってパフォーマンスを測定します。

30日間で50件など、十分なコンバージョンが得られている場合は「ターゲットCPA」や「ターゲットROAS」など、より具体的な戦略に切り替えていくことができます。

これは、キャンペーンが、すでに1日の予算以上を使えるようになっているためです。このような場合、CPAやROASの目標値を調整することで、さらにパフォーマンスを向上が狙えます。

2.より細かな粒度で最適化する

最適化を前提に設定した目標や戦略に基づいて、キャンペーンを一から調整します。「ターゲットCPA」や「ターゲットROAS」などの入札戦略のために、一からキャンペーンを設定していくことは、より高度なアプローチだと考えてください。

ブランドや商品カテゴリー、エリアのターゲットなどが異なる場合は、分けてグルーピングします。

3.設定値をアップデートする

Google広告では「目標CPA」と「目標ROAS」の目標値を設定することができます。

この機能はフレキシブルに使えるので、ぜひ活用しましょう。すべての広告グループに対して1つの目標値を設定してしまうと、広告グループのパフォーマンスが制限されるだけでなく、各広告グループに対して、最適な結果が得られない可能性があります。

そこで、現時点でのそれぞれのパフォーマンスに基づいて設定値を最適化します。

4.手動入札も検討する

自動入札戦略は、ほとんどのキャンペーンで有効です。しかし、どの場合でも有効、とは言えません。それも考慮して、選択肢を広げておきます。

Optmyzrは、自動入札で成果の出ていないキャンペーンを自動で発見します。これらのキャンペーンを、手動入札戦略を実行できるキャンペーンのコントロールグループに切り替えます。

まとめ

自動入札戦略は有効な手段と言えますが、より実効的なものにするかどうかは、運用者の手腕にかかっています。目標値に到達しない場合も想定し、入札戦略を変更する準備は常にしておいてください。

また、他の入札戦略に切り替える場合は、一定期間のデータの蓄積が最良の結果につながる素材となることを覚えておいてください。