Optmyzr（オプティマイザー）によるGoogle広告P-MAXキャンペーンガイド

※この記事は2022年1月本国掲載の内容です。

Google広告のP-MAX（パフォーマンス最大化キャンペーン）は、ユーザーの行動がより細分化されている現在の中で、広告を簡素化することを約束するGoogle広告の新しいキャンペーンタイプです。

これは、Google広告をどこから始めればよいかわからない可能性のある新しい広告主にとって特に魅力的です。

1つのキャンペーンを作成すれば、検索、ディスプレイ、YouTube、マップ、Discover、Gmailなど、ユーザーがGoogleとやりとりするあらゆる場所で広告を表示できるようになります。

しかし、既存の広告主にとって、新しいキャンペーンタイプの導入は混乱を招く可能性があります。そこで、ここでは、P-MAX（パフォーマンス最大化キャンペーン）をどのように考えればよいのか、少し考えてみたいと思います。

P-MAXは他のキャンペーンに置き換わりますか？

今のところ、P-MAXは、スマートショッピング、Gmail、およびローカルキャンペーンのみを置き換えます。

他のキャンペーンタイプは、追って通知があるまで存続します。Googleは、2022年9月末までにSmart Shopping and LocalからPerformance Maxへの移行を含むタイムラインを発表しました。

4月から、スマートショッピングキャンペーンとローカルキャンペーンをP-Maxにアップグレードして、追加の広告枠にアクセスできるようになります。Googleは、移行を容易にするワンクリックアップグレードツールを提供する予定です。

Gmailキャンペーンは2021年7月以降編集できなくなりましたが、今回Googleは2022年6月28日までにスタンドアロンGmailキャンペーンを非推奨にする意向を明らかにしました。

広告主はスタンドアロンのDiscoveryキャンペーンまたは新しいP-Maxキャンペーンでこのインベントリにアクセスできます。

P-MAX広告はどこで配信されますか？

P-MAXは、現在のGoogle広告の以下のキャンペーンタイプと同等の機能を提供します。

検索、ディスプレイ、ショッピング（またはスマートショッピング）、ビデオ、ローカル、およびディスカバリーです。また、以下のように、Googleの膨大な数のページやプロパティに広告を掲載することができます。

他のキャンペーンではなく、P-MAXを実行する必要がありますか？

Googleのデータによると、P-MAXキャンペーンは、現在のキャンペーンタイプと並行して実施した場合、コンバージョン単価が同じか低いまま、コンバージョン数が13%多くなります。

つまり、P-MAXは増分として考えるのが最善であり、現在のキャンペーンに加えて有効化する必要があります。

スマートショッピングやローカルキャンペーンを実施していない場合は、これらのキャンペーンをオフにする必要はありません。

P-MAXのキャンペーンに加え、既存のキャンペーンを維持することをお勧めします。

Google.com提供画像

新規の広告主で、P-MAXキャンペーンから始める場合、Googleのガイダンスでは、アカウントのパフォーマンスをさらに高めるために、ビデオ、検索、ディスプレイ、およびディスカバリーキャンペーンを追加するよう求めています。

Optmyzr（オプティマイザー）はまた、P-MAXキャンペーンに加えて、従来のショッピングキャンペーンを維持することを推奨しています。

P-MAXキャンペーンではどのような入力が必要ですか？

P-MAXキャンペーンを設定する際、GoogleはAIが良い広告を開始できるように、以下の入力を求めます。

・マーケティングの目的および目標
・予算
・テキスト、画像、動画などのクリエイティブアセット（自動生成されるため、オプションとなります）
・ジオターゲット
・Googleマイビジネス、Google Merchant Center、Dynamic Ads Feed、Business Data Feedsなどのオプションフィード
・ファーストパーティオーディエンス（リマーケティングリストを含む）、Googleオーディエンス（カスタムオーディエンスを含む）などのオプションのオーディエンスシグナルを使用する。

これらの情報をもとに、自動化が進み、コンバージョンにつながると予想される場所に広告を表示するようになります。