ブログ

2021.08.19

Optmyzr(オプティマイザー)でより多くのことを実現〜入札管理を自動化する〜

※この記事は2019年9月本国掲載の内容です。

Optmyzr(オプティマイザー)の「スタック入札」と「階層型入札」は、同じキーワードを複数のマッチタイプに追加して、コストをより適切に管理する入札戦略です。
クエリが検索キーワードに近いほど、コンバージョンにつながる可能性が高くなるため、より多くの予算を費やすことができます。

Optmyzr(オプティマイザー)
Optmyzr(オプティマイザー)

戦略実行にあたっての注意点

この戦略を成功させるには、各マッチタイプの入札額をある程度同じ額に近づける必要があります。

 

例えば、完全一致キーワードの上限CPCが100円の場合、フレーズ一致に80%、部分一致、または絞り込み部分一致に60%の入札を行うとよいでしょう。

 

階層型入札の問題点は、通常、1つのキーワードの入札が変更された場合に発生しますが、マッチタイプに対応するキーワードの場合には発生しません。

 

それによって段階的な入札が行われなくなり、コントロールできない入札やレーダーから外れてしまう可能性があるため、混乱や問題が生じます。

Optmyzr(オプティマイザー)
Optmyzr(オプティマイザー)

階層別入札を成功させるポイント

Optmyzrは、ルールエンジンのカスタマイズ、独自のスプレッドシート機能、拡張スクリプト、自動化を組み合わせて、スムーズな入札価格管理のワークフローを構築します。

 

まず、Optmyzrのスタック入札で、複数のマッチタイプのキーワードに対して、異なる入札単価間で維持する比率を定義します。

この機能を使用することで、複数のマッチタイプに含まれる、キーワードのリストを含むスプレッドシートが生成されます。
定期的に実施することで、複数のマッチタイプに含まれるキーワードの現在の入札額と予想入札額を見つけることができます。

 

さらに、同じスプレッドシートをルールエンジンに取り込むことで、ルールが作成できます。
フレーズ一致と部分一致のキーワードの入札額を、それぞれ完全一致のCPCの80%と60%に設定できます。

 

このレシピの出力では、複数のマッチタイプで追加されたキーワードの提案と、階層化された入札を維持するために計算された、新しい入札額のリストが表示されます。

 

例えば、現在の入札額が完全一致のキーワードよりも高いフレーズ一致のキーワードを見つけ、その入札額を完全一致のキーワードの上限CPCの60%に設定することができます。

ルールエンジンの自動化機能を使って毎週実行するよう設定し、段階的な入札がすべて設定されていることを確認できます。

 

まとめ

このカスタムソリューションは、Optmyzrのルールエンジンと拡張スクリプトを使って作成されました。

Optmyzrの機能を活用することで、入札管理の自動化のパフォーマンスをより高めていくことができます。